インタビュー|長崎の未来をつくる企業で働く人たち
舗装工事篇
人や車が安全に通行できるように。地域に貢献できるのが舗装業です。
人や車が安全に通行できるように。地域に貢献できるのが舗装業です。
Tomohisa Nakamura
中村 友久
安全衛生管理
東京から地元長崎に戻ってきて家業である建設会社へ。建設の基礎を一から学び、現在は現場の安全衛生管理と会社全体の経営管理を行っている。
この業界に入ったきっかけは?
幼い頃から身近にあった舗装業。 大人になり、改めて「ものづくり」の魅力を知る。
私が建設業界へ足を踏み入れたのはうちで働いてきた先輩たちの影 響が大きいです。
幼い頃から舗装の仕事が身近にあって、きつそうなイメージはありましたが、
「この道路、最近きれいになったとよ」「ここはうちが建てたんだよ」と誇らしげに語る従業員のおじさんたちの姿に、
なんとなく「すごい仕事だな」「楽しそうだな」「やりがいのある仕事だな」と思うこともありました。
今思えば新しい道路や、きれいになった道路を使ってもらうことで地域の人々が喜ぶ姿を見てきたことから、「地域」のために貢献できる仕事をしたいという想いがあったのではないかと思います。
若い時は音楽活動ばかりしていましたが、「人を喜ばせたい、笑顔にしたい!」という点では共通しているのかなと思います。
大人になり、改めてものづくりの魅力を知ることができ、舗装工事は特に、地域に暮らす人たちの生活に直結しているので、あの時のみなさんの気持ちが分かるようになりました。
お仕事内容・必要なスキル・やりがいとは?
舗装工事は、スピードが命。
だからこそ、コミュニケーションが必要です。
現場の法定に基づいた安全点検と工程の進捗管理がメインの仕事です。
月に20箇所前後の現場で工事が行われているため、定期的に現場をパトロールし、課題をヒアリングしています。
舗装工事は、一見、道路を作るだけと思われがちですが、道路をきれいにする技術が詰め込まれています。
舗装工事は、アスファルトを使用し、またアスファルトは、温度が下がると固まってしまうため、スピードが命。
スピード感を持って仕事をするためには、事前の準備と作業員さんたちとの綿密な打合せが必要なので、チームワークがないと工事がうまく進みません。
そのため、現場で的確に伝わるようなコミュニケーションを目指し、都度調整をしています。
また、工事期間中は通行人や騒音などに配慮して工事を行うため、近隣の住民とのコミュニケーションが特に大切です。
道路開通時に近隣住民から感謝された時にはやりがいを感じます。
そもそも地域住民が困っているから舗装工事があるので、私たちが関わることによって過ごしやすくなることにも喜びを感じます。
社内の雰囲気は?
スムーズで安全な現場の実現は、まずは社内環境を変えるところから。
弊社は、働き方改革を積極的に行っています。
今まで、長く働くことや休みの日に働くことがが当たり前でしたが、従業員一人一人がそれではダメだと感じ、自分たちで話し合いながら良くしていこうとしているので会社が成長していると実感しています。
また、働きやすい環境づくりのために、まず新社屋を建てました。
弊社は、舗装部門、土木部門のほかにも建築部門がありますので、部署同士のコミュニケーションが盛んになるよう、共同スペースをカフェ風にしたり、
社内でBGMを流したり、長時間のデスクワークも苦にならないようゲーミングチェアを設置するなど、オフィス環境を変えました。
その結果、社内の雰囲気は大幅に改善し業務効率も良くなりました。
また、女性が出産や子育てにも対応できる環境づくりとして、クラウド上で業務ができるようにすることで、リモートワークが可能となり、女性が働き続けることができるようになりました。
これからこの業界を目指す人へ
舗装工事は、地域に暮らす人たちにも喜ばれ「やりがい」も感じることができます。
道路がある以上、なくならない仕事であり、人しかできない仕事です。
だからこそ、時代に合わせて変化をしなくてはいけない仕事でもあります。
弊社は、若い人たちの意見を取り入れながら、社員とともに進化していく企業です。
男女問わず、地域のために「ものづくり」をしたい人は、この業界に向いていると思います。
また、この業界は、働くことで他の業界にはないさまざまなスキルを身につけることもできます。
ぜひ、興味があれば長崎というフィールドを一緒につくっていきませんか?この業界への挑戦をお待ちしています。
私の働く会社はこんな会社です!
新しい社屋は地域のコミュニティーにもなるよう、設計されています。
女性も積極的に採用し、若手社員の人材育成をしっかり行っています。
男性用と女性用の休憩スペースを完備しています。
ダイナミックな変化を続ける現代社会。
人々の暮らしとともに都市空間のニーズも刻一刻と変わっていきます。
私たちが創造する空間では、未来に向けて、長い時間をかけて新しい形の暮らしが営まれます。
そんな明日を支える、本当に豊かな時間が流れる理想の空間を創造していくこと。
それが私たち平山組に与えられた使命だと考えています。
常に長い経験を基礎として、変化し続ける時代の一歩先を敏感に感じ取り、さらにトレンドに走らず確かな明日を築く。BUILD
TOMORROW。
明日のために空間づくりを今日始める、フロンティアスピリットがここにあります。