インタビュー|長崎の未来をつくる企業で働く人たち
離島(対馬)篇
建設業は、島で暮らす人たちにとって必要な仕事。
建設業は、島で暮らす人たちにとって必要な仕事。
Yusuke Syugyou
修行 雄介
現場代理人・主任技術者
対馬で育ち、地元の高校を卒業後に異業種の仕事を経験。4年前にUターンで現在の会社に就職。現在は、主に現場代理人として活躍している。
この業界に入ったきっかけは?
建設業は「かっこいい」という憧れから今の会社への転職を決意しました。
小さい頃から対馬で育った私は、港や道路、河川などの工事現場で働く人たちを目にする機会が多く、
「かっこいい」という印象や「今、どのような工事をしているのだろう」という興味を抱いていました。
高校卒業後、島を出て異業種の仕事をしていましたが、島を離れたことで“島の魅力”を改めて感じるようになりました。
そういった中、幼少期に目にしていた建設業の「かっこいい」印象や憧れがあったので、
「島の人たちのためになる仕事がしたい」という気持ちが芽生え、現在の会社に就職することを決めました。
お仕事内容・必要なスキル・やりがいとは?
生まれ育った島の「未来をつくる仕事」には、いつもやりがいを感じます。
現在、現場代理人として工程管理や安全管理などの業務を行っており、定められた工期で現場を
完成させることができるように、作業効率が良い現場環境づくりを心掛けています。
建設業の仕事は、「未来をつくる仕事」とよく言われますが、まさにその通りだと思います。建設業は、
道路、河川、港などを整備して、快適な生活の土台をつくります。
そして、「いのちを守る」役割も担っています。
大雨や台風、地震などにより災害が起きた際には地元建設業者が速やかな復旧作業を行い、地域の安全・安心を守っています。
建設業で働く「やりがい」は、働いた成果が目に見えて形に残ることだと思います。
時間をかけてつくったものが完成した時の感動はひとしおです。
特に離島の場合は、島民から感謝されることが多いと感じます。
また、自分が工事に携わった道路を多くの人が利用する姿を見ると嬉しくなります。
この業界で必要なことは、「思いやりの気持ち」を持つことだと思います。建設業は、誰かのために貢献できる仕事です。
だからこそ、その人の気持ちになって仕事をすると良い仕事ができると思います。
これからの目標は?
建設業は、経験を積めば積むほど自分の技術力を高めることができる業界です。 現場代理人として、もっと活躍するために現場の経験を増やし、自信をつけていきたいと思っています。 また、大きな現場を任せてもらえるようになりたいので、土木施工管理技士の資格取得を目指して勉強をしています。
社内の雰囲気は?
明るい雰囲気が魅力の会社です。
私の会社は明るく和気あいあいとした雰囲気です。 丁寧に相談に乗ってくれる先輩が近くにいるので、安心して業務に取り組めています。 現場経験が豊富な先輩からアドバイスを受けると、現場に関する知識が深まり、仕事に対する意欲が増大します。 また、週休2日制により休日を確保できるので、プライベートの時間も楽しく過ごすことができています。
これからこの業界を目指す人へ
建設業は、日々の業務を通じて技術を習得することで、自分を高められる業種だと感じています。
コミュニケーション力も必要ですが、何より大事なのは「誰かのために貢献したい」という気持ちだと思います。
その気持ちさえあれば、いろいろな課題、悩みがあっても乗り越えられると感じています。そして、周りの人達が支えてくれます。
現在、建設業では、若い担い手が不足しており、特に離島は少ないと感じます。
少しでも誰かのために貢献したいという気持ちがあれば、建設業を選んでほしいと思います。
一緒に「未来をつくる仕事」をしていきましょう。
私の働く会社はこんな会社です!
対馬で地域社会に貢献できる会社を目指しています。
災害から地域を守る工事を行っています。
災害時のボランティア活動に力を入れています。
弊社は、昭和44年の創業以来、ボーリング工事に携わり、アンカー工事や法面保護工事などを中心に事業を展開してまいりました。
現在は、対馬の地で、地質調査業、地すべり防止工事、さく井工事、ボーリング工事、法面工事、陸上土木工事、港湾土木工事を行っています。
これからも地球にやさしく、環境にもやさしい「ものづくり」を目指し、地元住民、お客様から信頼される企業として、地域社会に貢献してまいります。