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現在のお仕事について
経理・事務だけでなくデータ処理などを通して現場をサポートしています。
[竹田]私の実家に太陽光パネルを設置に来てくださった方がとても親切で、「こういう人たちと働きたい」「現場で頑張る人を支えたい」と思い、今の勤務先に入社しました。現在は営業部で事務業務に携わりながら、安全パトロールという形で定期的に現場も体験しています。「積算」と呼ばれる工事費の見積計算をはじめ、入札書類や契約書類の作成などが主な業務で、受注から工事開始までを担当しているというイメージです。
[中山]私は工事部に所属しているので、工事開始から完了までを担当することになります。具体的には安全管理に関する書類や施工体制管理台帳の管理、経理業務などです。最近は現場のドローン測量に同行し、3Dデータ処理も学ばせてもらっています。そういった一つ一つの業務を通して現場をサポートすることが役割であり、喜びでもありますね。
建設業における女性の活躍
知識やスキルを幅広く身につけられれば、
建設ディレクターという新たな役割を担えます。
[中山]現在の建設業界には「建設ディレクター」という新しい職域があります。これは、ITの知識やコミュニケーションスキルを活かしてオフィスと現場をつなぎ、現場の書類業務を担うことで現場担当者の労働時間を縮減し、品質管理や人材育成に注力できる環境を整える役割を担うものです。
女性も活躍できるという観点から、近年注目されています。
[竹田]弊社でも建設ディレクターの育成には力を入れており、私たちもまさに今目指しているところです。修得すべき知識は幅広いですし、建設業におけるIT活用のスキルも必要。さらには現場の方々とのコミュニケーションや協調性も大切だと思います。
求められるものは多いですが、自身の成長が会社や現場への貢献につながるのでとてもやりがいがあるはずです。
今後の展望・目標
一人前の建設ディレクターになるだけでなく、業界や現場での認知と理解促進もしていきたい。
[中山]私は「建設ディレクター」という新しい言葉をきっかけに会計事務所から建設会社に転職してきたので、今後も勉強とたくさんの経験を積み重ねて一人前の建設ディレクターになりたいです。その上で、もっと現場の方に建設ディレクターの役割を理解していただき、困ったときだけでなく業務全般で頼りにされる存在になりたいと思っています。
[竹田]以前、ある業務で現場の方から「これは誰に頼めばいいの?」と言われたことがあります。今後はそういうことを思われないように社内の女性社員のスキルや知識を全体的にレベルアップしていきたいですね。その一方で「この件なら竹田だな」と思ってもらえるような自分の強みも持てるように、日々学び続けていきたいと思います。