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建設業に就いた経緯
様々な業種で経理をしながらも、
建設現場に立つための準備は進めていました。
高校時代に簿記やパソコンを勉強していたので、卒業後は上京して経理などの一般事務をしていました。その後、地元・長崎に戻ってきてからも建設業ではないところで経理をしていたのですが、ずっと「ものづくりに携わりたい」という想いがありました。というのも、父が日曜大工で本格的にものづくりをしていたこともあり、子どもの頃から「ものが出来上がっていくプロセス」に興味があったんです。そういった想いから、結婚後に思い切って建設会社への転職を決意しました。当初は経理兼営業でしたが、将来的に「土木施工管理技士」の資格取得を目指し、独学で勉強するなどできる限りの準備をしていましたね。
現在のお仕事について
暮らしを支えていると実感できると共に、
学びや発見に楽しみを覚える日々です。
以前勤めていた建設会社から縁あって現在の会社に転籍し、それ以降も8年ほど経理担当だったのですが、会社が経理業務を外注することになり、そのタイミングで土木部に異動となりました。
念願だった建設現場の仕事に就くことができてとても嬉しかったですし、実際に現場に出てみると書籍で勉強すること以上の発見や未体験の連続で、現場3年目の今も毎日が楽しいですね。一番最初の現場となった道路の舗装工事をはじめ、これまで新幹線やダム、下水、公園など、暮らしを支える工事を幅広く経験させてもらっています。
今後の展望・目標
常に成長しようという姿勢を持ち続け、
すべての仕事を楽しんでいきたい。
一言で「建設業」といってもその工事種別は多岐に渡るので、今はとにかく様々な現場を経験したい。何でもやってみたい、見てみたいと思いますし、「こんなものをどうやってつくるのか」を一から十まで全部見たい。また、土木だけでなく建築に携わる機会があれば、そこにも怯まず飛び込んでみたい。そういった意欲だけは人一倍強いので、楽しみながら成長していきたいですね。そして、自分が工事に携わった場所に子どもを連れて行って、「ここ、お母さんも一緒につくったんだよ」とたくさん話してあげたいと思っています。