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2025年03月24日更新
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出島トンボロ株式会社

林田社長
代表取締役社長
出口さん
人財開発部
インタビュアー:
学生団体スマイリース
(大学4年)原口友輔

原口:こんにちは!今日インタビューさせていただく学生団体スマイリースの原口です。よろしくお願いします!

林田社長・出口さん:よろしくお願いしまーす!

まず、お二人の自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか!?
最近のマイブームや趣味などもお聞きできればと思います!!

林田社長:こういうのは社長からなのかな?(笑)

出口さん:そりゃあもう、社長、お願いします(笑)

出島トンボロ株式会社代表の林田真明と申します。長崎県の島原半島出身で、就職してしばらくは東京で過ごしました。そしてそのまま東京で起業し、2018年4月長崎にUターンしてきました。最近は子どもと一緒に動物図鑑を見て、改めて動物について学び直すことにはまっています(笑)

出島トンボロには昨年入社しました、出口光太郎と申します。長崎県長崎市出身で、福岡の大学へ進学し、東京で就職しました。その後長崎にUターンし、今に至ります!最近のマイブームは自転車です!出勤で毎日坂の上り下りをしているのですが、むしろそれが趣味になりつつもあります(笑)

お二人ともありがとうございます!

地域商社

それでは早速、出島トンボロさんの事業に関して教えて頂きたいです!

はい。まず出島トンボロという社名の「トンボロ」ですが、離れた孤島が潮の満ち引きによって島と島が繋がって一つの道が生まれる自然現象をトンボロ現象といいます。それに由来して、1つの大きな力だけではなく、小さくても希少な力が結束して大きな価値を生み出していく想いを込めていて、個々が持つ多様性を活かしあうことを心がけています。長崎の「出島」と「トンボロ」が繋がり、生まれた場所が「出島トンボロ」なのです。
一言でいうと弊社は「地域商社」です。長崎を起点に複数の事業を行っていて、ひとつは通信販売です。全国の面白い素材や技術を組み合わせて商品開発をし、インターネットを通して世の中に販売するDtoC事業を行っています。二つ目は経営コンサルタント事業として、法人のお客様への売り上げ拡大のお手伝いをするBtoB事業を行っています。

創業当時からどちらの事業もされていたんですか?

いえ、創業した際はBtoBから始まりました。元々私は5年間、広告代理店に勤務していました。その時に、いつか商品を売ってみたいと思うようになりました。しかし私は広告のことしか分からなかったため、メーカーのことを知るために合同会社として実務を習得し、最初はヘルスケアITベンチャーとして創業しました。
しかし、もともと私は理系の人間ではなく、文系の人間だったため、事業に対する情熱が正直他の人より欠けていました。そこで事業を練り直し、原点回帰することにしました。私の原点は長崎。長崎になにかを残そうと思いした。そこでチームをリセットし、仲間探しから始めました。そしてこれまでの経験を培い、一生かけてやりとげるものにたどり着いた先が、出島トンボロの事業だったんです。

そうだったんですか。ヘルスケアITベンチャーとしての創業は結構大きな挑戦だったんじゃないですか?

はい。最初は理系の人と関わっても、コミュニケーションの取り方が難しく、自分に合わないものはやるもんじゃないなと感じました。

その時の経験が今の事業につながっている部分はありますか?

はい!当時の弊社の強みはオペレーションづくりでした。通信販売で顔が見えないビジネスだからこそ丁寧なものが大事ですし、そこには自信がありました。そこから今の商品や事業につながっている部分は大いにあります。

商品開発に実際に触れる機会を

会社独自のユニークな制度は何かありますか?

交通費は片道しか出ません!・・・というのは冗談で(笑)
CSR事業とまでは言わないけど、4年前に「長崎つなぐっど」という商品開発プロジェクトチームを産学連携で、佐世保高専の物質工学科の女子生徒たち、いわゆるリケジョと作りました。高専の中でも生物の分野は学校としても研究の機会がなく、結局商品開発できないまま、憧れのまま終わります。しかし、商品開発は皆が思っているより、難しくなくて、そのハードルをさげてあげたいなと思いました。そこで、実際に商品開発に触れてみる機会を作りました。
また、10代の学生に対して、長崎でよかったなと経験してもらいかったというのもあります。ファーストキャリアは、大企業でも中小企業でもどちらでもいいと思っています。しかし、セカンドキャリアで、その時の経験を思い出して少しでも長崎のことを思い出してもらうための時間を会社として作ることが重要だと感じていました。


長崎つなぐっどの様子

他に大事にしている考えなどはありますか??

そうですね。「教育」という概念は大事にしています。しかしそれは座って覚えるものではなく、やらされて嫌々やることでもありません。地方は特に、情報格差と教育格差があるので、そこを埋めたいと思っています。できるだけ早い段階でインターネット以外の経験をすることで何か見えたらいいなと思います。

就職活動でも、地方と都会では大きな情報格差があるなと僕自身感じますが、最近まで東京で働かれていた出口さんも、地方と都会のギャップは感じましたか?

はい。めちゃくちゃ感じてました(笑)むしろ大学進学で行った福岡ですら、ギャップを感じました。私は元々人材系の会社で働いていたこともあって、全国各県のいろんな学生と出会ってきましたが、どうしても情報が伝わるまでのラグがあるなということは実感していました。


東京時代の出口さん

外に出たからこそ、そのギャップを改めて感じたところもありますよね。
先ほどのお話で、地元の高校生と協働して何かを行うことは、働くやりがいにもつながっているのではないかと思いますが、実際どうでしょう??

そうですね。私は地元にどう貢献するか考えた結果今の会社にいるので、自分より若い人に長崎を嫌いになってほしくないという想いがあります。少しでもこういう面白いことをしている大人がいるんだ、と若い世代の子達に印象を与えることで変わっていくのではないかと感じています。

他の社員さんも地域に貢献したいという想いを持った方が多いのですか?

はい。長崎にゆかりがあるメンバーが多いので、おのずと長崎に意識が向きます。
「地域商社」というところ目指しているので、地元にどう貢献するかを考えているメンバーは多いと思います。また、民間の一企業として何かしら長崎の良さを伝えることができると考えているので、HPやSNSを使って発信することも大事にしています。

目に見えるやりがい

働いていてよかったな、この仕事が好きだなと感じることはありますか?

事業でいくと、直接お客様に商品を売るというDtoC事業で仮説がきちんと立証されることです。仮説から出た結果が、お客様の声として帰ってくることが醍醐味だと感じています。「目に見えるやりがい」とでもいうんでしょうか。マーケティングの実践ができるということはとても価値だと考えています。

今までお客様に頂いた嬉しいお声や出来事は何かありますか?

一番うれしいのは、商品を2回目3回目買ってもらって、リピートしてもらえたときですね。直接声をもらうことっていうのはないのですが、アンケートや口コミなどでこういう効果があった、誰かに紹介したい、とかリピートしてくださった時は商品を世に出してよかったなと感じます。


取り扱っている商品(腸活米)

取り扱っている商品(SUMIZUMIシリーズ)

リピートにつなげることは簡単なことではないと思いますが、心がけていることなどありますか?

そうですね。お客様のその時の心理に合わせての接客は心がけています。微妙な言葉のニュアンスの工夫はしています。

私がこの仕事が好きだなと思う点は、お客様の声を直接受け取って、次の施策などに反映することができるところです。お客様目線で行動することができることはやりがいにつながりますし、特に通販は口コミが広がりやすいので、お願いしなくてもお客様自身でSNSにアップしてくださったりするととても嬉しいです。だからこそ、SNSでもお客様とのつながりを大事にしています。
働きやすさの部分でいうと、社長が社長やメンバー同士の距離が近くて、社長がいつもこんな感じなのでとても愉快です(笑)


社長と社員さんの様子

長崎のオンリーワンをつくる

今後やっていきたいことやビジョンなどをお聞きしたいです!

会社のモットーは「長崎のオンリーワンをつくる」です。長崎と言ったら何を浮かべる?となった時に「長崎といえば、出島トンボロ」という風にしていきたいです。少なくとも、長崎といえば、で出てくる、3本指には入りたいですね(笑)
出島トンボロとしては、地域商社としてベンチャー精神をもって新しい事業にどんどん取り組んでいきたいです。収益性・社会性・教育性を持てば、ファーストキャリアで面白いことやったよな、という「成長」になります。私たちは出島トンボロのメンバーやOBのことを「トンボロニスト」と呼んでいるのですが、トンボロニストをどんどん生んでいきたい。そのためには、長崎だからだめ、と思われる会社の教育ではいけないと感じています!

教育という観点でいくと、これからも学生さんと取り組んでいきたいなと考えていることなどはありますか?

はい!これからは年齢に限らず、もっと横に広げて色んな人と関わっていきたいと考えています。地域に対しての課題解決をいろんな人と一緒にやっていく。商品開発以外でも、そういうしくみをつくっていきたいです。

大事なのは失敗に対してのチャレンジの深さ

採用活動の際には、どんな方を採用したいですか?

そうですね。採用基準はありますが、一つ言うとしたら、七転び八起きできる人、沢山失敗してきている人です。失敗に対してどう向き合ってきたか、なににチャレンジしてきたかが大事だと思っていて、その観点や目線は今のメンバーに対しても大事にしています。失敗をどう乗り越えたかがいちばん重要なところだと思っています。

七回転ぶという回数にはこだわってなくて、チャレンジの深さを見ています。自身のやってきたことを深められているか。自分で考えきる力はほしいなと思います!
そのため、こういう環境にいきたい、というよりかは、これから環境を一緒につくっていきたいと思う方に是非来てほしいです。良い環境を作って、新しいことを自分でやりたい、という前向きで貪欲な方が今の環境にはぴったりかなとは思います!

最後に就活生や当日来る学生さんへ一言お願いします!

社長、一番良い言葉は当日にとっておきましょう(笑)

そうだね!(笑)じゃあいきます・・「悩んだら、一回話そう?話聞かせて?」です!

実は僕も同じようなことを言おうと思っていたのですが・・・(笑)
コロナの影響で経験が少ない学生さん、自信がもてない方が多いと思います。でも社会人は基本0スタート。未経験だからって自分の可能性に蓋をしてほしくないです!当日は着の身着のまま、そのまま来てほしいです!

ありがとうございます!林田社長、出口さん、お話を聞かせていただき、ありがとうございました!

林田社長・出口さん:こちらこそありがとうございました!

インタビューしてみての感想

林田社長、出口さん、お2人とも陽気な方でお話ししやすく感じました。「地域商社」としてベンチャー精神を持って新しい事業をやっていかれることに興味を持ちました。長崎と全国の地域や商品を繋げる架け橋となることに興味がある人は是非、お話聞いてみてください!

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