田中工機株式会社は主として、農業機械の開発・製造・販売をしているメーカーです。
長崎県は北海道に次ぐ、第2位のじゃがいも産地です。地場特産の作物を地場企業の機械でフォローできないか?とじゃがいも掘取機を開発、製造し、自社ブランド製品として販売を始めたのが約40年前。
それから、農家さんのニーズを聞きながら、じゃがいも植付機、掘取り前の茎を抜く機械…と、様々な機械を開発してきました。手前味噌ですが、「長崎県産」と売られているじゃがいものほとんどは弊社の掘取機で掘られたものです。
じゃがいも収穫の最後の砦は、掘り上げたじゃがいもを「拾う」作業。1991年に開発をスタートし、30年かかって次世代自走乗用ピッカー「アガール」をついに完成させました。
次世代自走乗用ピッカー「アガール」は、じゃがいもだけでなく、玉ねぎ、にんにく、しょうが、里芋、こんにゃく芋(種芋)、ニンジン…など、掘り上げた根菜類はほぼ拾い上げるマルチな機械として、今や九州を超え、日本全国に販売しています。
自社開発した機械は元より、大手農機メーカー:クボタとも30年を超えるお付き合いがあります。現在共同開発で、たまねぎ収穫機「ボニータ」を製造しています。クボタが認める品質での「ものづくり」をしています。
弊社の特徴は
「ゼロ」から世の中にない機械を創り上げ、「食」の一翼を担う企業として挑戦し続けていることです。また、プレス加工・溶接・塗装・組立の生産工場設備を備えているので「一気通貫」のものづくりができます。
自社開発製品に関しては販売まで行うので、ユーザーの声を直接お伺いしフィードバックすることで、更にブラッシュアップした製品に磨き上げることができます。
「農業文化は進化する。これからはラクラク時代へ。」
をキーワードに、「持続できる農業」の提案を一緒にやってみませんか?
量産で機械を創るには2つの「技術」を通る必要があります。1つはゼロから1を生み出す「創造技術」。そして、その1を同じ品質でたくさん作る「量産技術」です。
<開発・設計>
世の中のニーズに合う作業機械を「ゼロ」から生み出します。設計したものは、自社工場で製造できるので、ものづくりの全てを体現できます。
<機械生産>
〇プレスグループ
レーザー・ターレットパンチプレス・NCブレーキプレス・汎用プレス・NC旋盤・NCボール盤等、コンピュータ制御による機械のオペレータが主な業務内容です。
「安全第一」を確保しながら生産効率を上げるためには…を日々追及しています。
〇溶接グループ
4台の溶接ロボットを基軸に溶接作業を行います。ロボットでできない箇所は手で溶接を行います(半自動溶接)。
「量産技術」の1つである「溶接治具」も、生産効率を考慮して溶接グループ内で設計します(CAD)。
〇塗装グループ
静電塗装機を用いたメラミン樹脂高温焼付塗装、全長約90mのラインを司ります。
車両メーカーの塗装と同じ仕組みです。70%~80%は機械が塗装するので、部品の内部、入り組んだ所等を人の手で仕上げます。生産性向上=塗着効率・着荷効率を追い求めています。
〇組立グループ
機械全体を組み立てます。部品点数の多い機械だと3,000点を超えますが、1つも間違いなく組み上げないといけません。ヒューマンエラーをいかに減らしていくか…に挑戦しています。
<管理業務>
工場内生産をいかにスムーズに流すかは、資材発注、協力工場への事前の発注が肝心です。無駄なく先手必勝を貫くことで効率向上を目指しています。
<経理・総務>
お金は企業の血液です。縁の下の力持ち的に円滑な経営をサポートします。
<営業>
自社製品は全て自社営業で行います。お客様は日本全国が対象。自社製品のブランディング・PR方法を含め、いかに製品を知っていただけるか、使って楽になっていただけるか、を追求しています。
1949年
〒8560802 長崎県皆同町15-1
1000万円
20人
SDGsの「2.飢餓をゼロに」の「持続可能な農業の推進」を周到している事業を展開しており、「食」の一翼を担う企業として、日々挑戦中です。
次代の食、農業をワクワクするものに変えていきませんか?
長崎県立大村工業高校
県央地区(諫早市、大村市、東彼杵郡)
住所 | 〒8560802 長崎県大村市皆同町, 15-1 |
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TEL | 0957-55-8181 |
採用担当者 | 経理総務課 溝口万里 |
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