滲透工業株式会社

生産工程のロボット化、AI・IoT導入

既存の手法にとらわれる事なく、製造工程や管理工程においても積極的にAI・IoTの導入、ロボット化を進めています。また設備の予兆保全などDX推進にも取り組み、より安全により効率よく、環境にも配慮した生産工場を目指しています。2024年より新たに生産管理システムを導入し、更なる効率化を図ります。

オンリーワンの金属表面改質処理「拡散滲透技術」

金属材料の機械的性質を殆ど劣化させる事なく、材料表面に極めて密着性の良好な「耐高温酸化性」「耐食性」「耐摩耗性」に優れた合金層を提供するのがオンリーワンの「拡散滲透技術」です。
お客様の課題やニーズに合わせて最適な表面処理を提案しています。
社員ひとりひとりが金属表面改質処理メーカーのパイオニアとして、現状に満足する事無く新たな技術開発・用途開発に注力しています。

【主な処理】
◆カロライジング処理　…アルミ（Al）の拡散滲透処理
◆クロマイジング処理　…クロム（Cr）の拡散滲透処理
◆バナダイジング処理　…バナジウム（V）の拡散滲透処理
◆チタナイジング処理　…チタン（TI）の拡散滲透処理

若年層の積極採用　「県内企業の魅力発信」

若年層の県外流出に歯止めをかけ一人でも多くの優秀な人材が県内で活躍する為の取り組みとして、工業高等学校生や理工系の大学生を対象としたインターンシップ、企業訪問、工場見学の受け入れを実施しています。
会社紹介の他、工場の製造工程を見学して頂く事で長崎県ものづくり企業の魅力を発信し「働く」イメージを体感頂いています。

終わりなき「カイゼン活動」

2011年から月に1度、トヨタ自動車OBなどの外部講師を招き「改善指導会」を実施しています。この取り組みは、部署や職種に関係なく社員全員が複数の部署から成る少人数の班に分かれ「より良い品質の製品をより安全に、効率良く製造する為、自分達の職場環境を如何により良いものにしていくか」社員ひとりひとりが真剣に考え、知恵を出し合います。
この小集団活動では特に若手社員が中心となり「こういったやり方はどうだろうか？」「こうしたらもっと良くなるのではないだろうか？」と、年齢や役職・社歴に関係なく、また固定概念にとらわれずに、新しい視点で「カイゼン」の余地を探していきます。現状に満足することなく、「常に現状を否定し疑問を持つ意識」を養う事で、常に成長し続ける組織であり続けます。

2018年　長崎工場建屋全面改修工事 竣工

本社及び長崎工場は1953年会社設立後、1974年に創業地である長崎市若葉町から現在地西彼杵郡時津町へ移転しました。
2018年、老朽化対策と更なる生産性向上を目指し長崎工場の屋根や外壁等の全面改修工事を実施しました。併行して工場内部のレイアウト変更も積極的かつ継続的に実施し、社員一丸となって安心・安全で働きやすい環境づくりに取り組んでいます。