福岡造船株式会社 長崎工場

長崎工場

本社である福岡工場は福岡市中央区にあります。大濠公園の近くにあり、都心に近い珍しい立地の工場です。
長崎工場は長崎市深堀町にあり、長崎市中心部から車で約20分、長崎バスの末石町バス停から徒歩１分の場所にあります。長崎工場は福岡工場よりも船台が大きいため、より大きな船を建造できる主力の工場です。

充実した福利厚生

住宅手当や子女教育手当などの諸手当、特別休暇制度などがあります。子育て支援に力を入れており、様々な福利厚生制度を整えています。

【出産祝い金】
子供1人目が生まれると5万円、2人目は10万円、3人目以降は100万円を支給
【育児目的休暇】
13歳になるまでの子を育てる従業員は、子供1人につき1年間に1日、有給の育児目的休暇を取得できる
【ベビーシッター補助金】
従業員が特定のベビーシッターサービスを利用した際に、利用料金の一部または全てを助成する

ケミカルタンカー

ケミカルタンカーは液体の化学物質を運ぶ船です。
貨物を積むタンクや貨物が通るパイプには、様々な化学薬品に対応するため、錆びにくいステンレスを使用しています。また、配管が１万本以上と他の船よりかなり多いことも特徴の１つです。ステンレスの溶接は普通の鉄の溶接より難しかったり、配管の設計に技術力が必要であったり、その他ケミカルタンカー特有の装置を備えていたり、という理由から建造には高度な技術が必要です。

造船業界の魅力

ケミカルタンカーが運搬する貨物にはメタノールや硫酸、キシレンなどがありますが、それらは接着剤や農薬、医薬品など様々なものに使用されます。たくさんの人の生活を支える船を造るという、社会貢献性の高さが造船業界の魅力の１つです。
また、造船業は国内生産比率が高く、部品の多くが国内で調達されています。そして、造船所は地方にあることが多いため、地方の経済・雇用を支える役割も担っています。

実は日本の輸出入の99％以上が船で行われており、船は私たちの生活に欠かせない存在です。造船業界に対してあまり明るいイメージがない方もいらっしゃるかもしれませんが、船の需要がなくなることはほんどないと言えますので、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。