新しいまちを生む。新しい価値を生む。長崎の未来の一つに携わる責任と幸せ。

新しいまちを生む。新しい価値を生む。長崎の未来の一つに携わる責任と幸せ。

新しいまちを生む。新しい価値を生む。長崎の未来の一つに携わる責任と幸せ。

塩塚 聖治さん

塩塚 聖治さん

34歳
長崎県出身 長崎の大学を卒業後、県内就職。
お住いのエリア/長崎市
家族構成/妻、子(3人)
勤務先/株式会社JR長崎シティ
社歴/12年

Q.長崎県で就職を決めた理由は?

ふるさと長崎を、より良く変えていきたい。

私は就職活動の際、元々は長崎に絞らず、東京や福岡など県外の企業も含めて採用試験を受けていました。実はその頃は、「何がやりたい」という明確なものはなくて、漠然と将来のことを考えていたんです。ただ、様々な企業説明会に参加する中で、「商業デベロッパー」という仕事があることを知りました。
商業デベロッパーとは、単純に商業施設を作るだけではなく、その先の「まちづくり」にも携わる仕事だということに共感をしたことが、この業界へ興味を持ったきっかけです。
私は、生まれてからずっと長崎で暮らしていて、子どもの頃は「買い物」といえば「浜の町」でした。それが、中学生の頃にアミュプラザ長崎ができると、人の流れが多少なりとも変わった気がしたんです。
商業施設を作る先にある「まちづくり」ってこういうことなのかなと思い、自分も携わりたいと考えるようになりました。その頃ちょうど、アミュプラザ長崎で新卒採用を行っていることを知り、長崎での就職を決めました。
長崎はふるさとですし、やっぱり好きなんですね。そんな大好きなふるさと長崎を、少しでもより良く変えていけたらと思っています。

インタビュー 塩塚 聖治さん

Q.現在のお仕事の内容を教えてください。

これからの、長崎のまちをつくっている。

現在、長崎駅周辺では再開発事業が行われていますが、JR九州としては新長崎駅ビルや長崎駅高架下店舗といった新たな施設の開業を予定しています。私はそこで「営業部 開発プロジェクト」という部署に所属し、新たな施設の開業に向けての準備をしています。
具体的には、直近までは長崎駅高架下店舗の来年春の開業予定に伴って、新規店舗の誘致や、既にアミュプラザ長崎にご出店いただいている店舗の移転に関わる業務を行なっていましたし、現在は、既存アミュプラザ長崎のリニューアルに際して、どういう空間づくりにするのかなどに取り組んでいます。
このリニューアルについては、まだ具体的な内容はお伝えできないのですが、きっと面白い空間になりますのでご期待ください。
そして、これら業務を行なっていく上では、色々な人の意見を反映させることが大切だと考えています。「まちづくり」につながることなので、「施設が何かの店舗で埋まればいい」ということではないと思うからです。
利用者にとって「あってよかった」、「また来たい」と思ってもらえるように、「今、長崎には何が足りないのか」、「何が欲しいのか」のインタビューを実施しましたし、出店者の方にも「出店してよかった」と思ってもらえるように、「どういう店作りをしたいか」、「JR長崎シティとしてどういう役割を担ってほしいか」などを話し合うよう心がけています。
このような、利用者と店舗の双方にとって良い空間の実現が、これからのより良い長崎の「まちづくり」につながると信じています。

インタビュー 塩塚 聖治さん

Q.お仕事のやりがいを教えてください。

お客さまの笑顔、出店者の皆様の声に力をもらい、
新しいまちの姿にワクワクしている。

長崎のまちが大きく変わるプロジェクトに携われていることはやりがいしかないです(笑)。
お客さまが求めているもの、長崎のマーケットに無い物、時代の流れなどからどういったお店が求められているかを考えて店舗を誘致したり、長崎の新定番となる店舗や商品を出店者の皆様と一丸となって作ったりすることで、他都市に負けない長崎のまちが実現すると期待しています。
実際、これまでの取り組みの中でも、流行を考え、ファッションや雑貨、グルメなどを吟味してきました。そこで多くのお客さまにご来店していただいたことは大変うれしく思います。
私が携わっている仕事内容としては、商業施設関係が主ですが、そもそも長崎駅周辺の再開発は、「国際観光都市長崎の陸の玄関口」となるビジョンを掲げています。そこでは、商業施設だけでなく、ホテルやオフィス、大型駐車場などの複合開発が進められていて、住環境以外の全てのところを拡充しようとしているんですね。
実際、ここ数年で長崎駅周辺はマンションの数が増えていますし、結果として、まち全体が新しい姿を見せていくと思います。
そう想像するだけでワクワクしてきますし、そんな新しいまちが欲しがっている商業施設を考えることは、新しい長崎を提案することにもつながるのではないかと自負しています。

インタビュー 塩塚 聖治さん

Q.休日は主に何をして過ごしていますか?

家でまったり。カレー作りは本格的に。

私はインドアなので、休日は家の中にいることが多いです。6歳、3歳、1歳になる息子と過ごしたり、録画していたテレビ番組を見たり。
あと、カレーが好きなので、たまにカレーを作っています。スパイスを揃えて作る本格的なカレーなんですよ(笑)。

Q.ライフスタイルの割合を教えてください。

家族のことはもちろん一番大事ですし、自分の時間を楽しむことも大切にしたい。お酒も大好きで、カレーは、もう趣味の世界です(笑)。布団に入るときは幸せですし、そう考えると、割合というのは難しいですね(笑)。
でも、一つだけ決めていることがあります。仕事の状況によっては帰りが遅くなって、子どもが小さいので夕飯を一緒にとれないこともあるので、「朝食は家族みんなで食べる」ことにしています。

Q.長崎で暮らして、良かったことを教えてください。

まち並み、食、風情。外から見て気づいた長崎の良さ。

生まれてからずっと長崎で過ごしていたので、長崎の良さについて意識したことはありませんでした。ただ、就職してからしばらくして、2年間鹿児島県へ出向する機会があったんです。人柄が良く、桜島がドンと象徴的にあって、鹿児島が大好きになったんですけど、同時に長崎の良さにも気づきました。人の温かさはもちろんですが、山の斜面にたくさんの家が建っている風景は、鹿児島とはまた違った象徴的な景色で面白いと感じました。
料理も美味しくて、特に魚は種類も多くて大好きです。あと、出向する前は行ったことがなかったんですけど、鹿児島で暮らしていたときの帰省時にランタンフェスティバルに初めて行きました。中国色もそうですし、他にも西洋や和の佇まいなど、長崎のまち並みは色々な風情があると実感できたのも一度県外に出たからかもしれません。
また、私の妻も長崎出身で、実家はすぐ近くにあります。おかげで、子どもが熱を出して保育園にいけない時など、日中面倒を見てもらえるので大変助かっています。

Q.長崎で暮らして、困ったことを教えてください。

坂と交通手段は結構ドキドキ。

坂が結構きつくて、歩くと息切れすることもあります。特に高校時代は山の上にある学校に通っていたため、スクールバスに乗り損ねたときは歩いて登ることもあったので苦労しました。
また、これは住んでいる場所にもよるのでしょうが、交通手段でも困ることがあります。現在バスで通勤してますが、朝は道路がかなり混むので、雨の日は特に遅刻しないかドキドキしてます。

インタビュー 塩塚 聖治さん

Q.これから、長崎で暮らそうとしている若者にエールをお願いします。

情熱を持って、長崎という選択を。

長崎には独特のまち並み、自然、食など多くの魅力があると思います。
しかも、長崎のまちは、これから更に大きく変化しようとしています。
これは、今の魅力に満足するだけではなくて、「もっと良くしよう」という情熱が、このまちにはあるということだと思うんです。
私たちも、そんな情熱を持つ一人として、皆さんに「長崎に住んでてよかった」と思ってもらえるような場所を提供できるよう頑張っています。
ただ、長崎を良くすることは、場所の提供だけではありません。エンターテイメントや観光、イベント、グルメ、ライフスタイルのあり方など、都市圏に行かなくても、長崎で満足できる、長崎だから満足できる進化がきっとあるはずです。
人生において様々な選択の場面があると思いますが、何かを選ぶ時、何かを進める時、原動力となる一つは、情熱です。
ぜひ、情熱を持って長崎という選択をしてください。そして一緒に、長崎を熱くしましょう。

インタビュー 塩塚 聖治さん

取材日/2021年8月25日 取材は、ソーシャルディスタンスに十分配慮した上で行なっています。