新シリーズ『長崎でもっと自分らしく働く』を4ヶ月に渡ってご紹介します。
第1回は「メットライフ生命保険株式会社」で、保険金・給付金の支払いに関する査定業務を担う社員の方をご紹介します。
先輩の姿から自分自身が長崎でキラキラと輝く未来をイメージしてみませんか。
2023年に日本で初めての外資系生命保険会社として営業開始から50周年、長崎に拠点を開設してから21年を迎えたメットライフ生命。2019年には長崎本社を第二の中核拠点と位置付けて、保険の申込み受付や保険金・給付金の支払いだけでなく、人事・財務・ITなどのバックオフィス業務を担っています。2019年に入社した冨川さんは保険金サービスチームに所属。保険金・給付金の支払いに関する査定業務を行っています。2023年9月からはセクションリーダーとしてチームのまとめ役となりました。休日は長崎のプロバスケットボールチーム「長崎ヴェルカ」の試合を観戦しています。就職活動と入社のきっかけ、仕事内容や充実した職場環境、長崎での暮らしなどについてお話を伺いました。
メットライフ生命保険株式会社
冨川 裕介さん
保険金サービスチーム 長崎給付金3ユニット
長崎県出身 入社5年目
保険金・給付金の査定業務を担当するチームのリーダーに
Q.まずは冨川さんの担当している仕事内容について教えてください。
私が所属する保険金サービスチームは、入院や手術などの診断をもとにお客さまからお送りいただいた請求書類の内容を精査して、保険金・給付金の支払いを行う査定業務を行っています。私は医療保険を担当していますが、入院や手術の種類、契約内容によってご請求の内容はさまざまです。査定が10分程度でスムーズに終わることもあれば、特殊な案件の場合は上司に相談しながら時間をかけて進めます。複数の案件を同時並行で担当するので、それぞれどのような進捗なのか、自分の中できちんと整理しておくことが大切です。対応漏れなどがないよう、スケジュール管理に気を配っています。
Q.仕事をする上で大切にしていることはありますか。
請求書類の内容に不備があった際など、こちらからお客さまにお電話することもあります。お怪我やご病気で入院をされ不安な気持ちをお持ちの方が多いので、相手の気持ちを理解し寄り添うことを大切にしています。事務的な確認で終わるのではなく、心遣いの言葉を添えるようにしています。お客さまから直接「保険金がいただけてホッとした」や「いつもお世話になってありがたい」などといったお声をいただくと大きなやりがいを感じます。
入社5年目を迎えて、2023年9月からはセクションリーダーとなりました。5名程度のチームのまとめ役として管理業務も日々学んでいます。私の上司は視野が広く、メンバーの些細な変化も見逃さない印象です。私もそういった目配りをしながら、しっかりフォローできるリーダーになりたいです。
Q.2006年に設立された長崎ビルは、目の前に長崎港の景色が広がる絶好のロケーションです。職場環境はいかがですか。
とても働きやすいです。福利厚生が充実しており、有給休暇も取りやすい環境です。最近、同じ部署の先輩の男性社員が育休を取得されました。同じビルの1階にある事業所内託児所を利用している社員も多く、子育てしながら働きやすい職場だと思います。これから結婚・子育てというライフステージの変化があっても安心して働ける環境は魅力的です。
Uターンした長崎を拠点に会社の中核的な業務に携わる
Q.長与町出身の冨川さんは、地元の高校を出て福岡大学に進学。どのような理由があったのでしょうか。
本当に高校生らしい考えですが、とにかく一人暮らしがしたいという単純な動機でした(笑)。実際に福岡で暮らして、とてもいい場所だったと思います。適度に都会で、食べ物はなんでもおいしくて、お店や遊ぶところもありました。小さい頃から続けていたサッカーをしたり、ライブ会場設営のアルバイトで得たお金で旅行をしたり、充実した4年間でした。色々な県出身の友人もでき、交友関係もかなり広がりました。
そうした福岡での生活は魅力的でしたが、家族や地元の友人の近くで暮らしたいという気持ちがより強く、就職活動の時期になると長崎にUターンしたいと考えるようになりました。当初は職種などに明確な希望がなく、とにかく安定した企業に入社したいと考えていましたが、その時期に祖父が病気になったんです。そこで初めて保険の制度や仕組みについて知ることになり、これまで考えたこともなかった保険業界を徐々に意識し始めるようになりました。
Q.そこからどのようなきっかけでメットライフ生命に入社したのでしょうか。
港近くにロゴを掲げた大きな建物があり、もともと会社の存在自体は知っていました。就職活動の中で改めて企業について調べる中で、地方都市にありながら本社機能が備わっていること、そして中核的な業務に携われることを知りました。これらの他社にはない特徴が応募の決め手となりました。選考の中で、とてもリラックスした雰囲気で面接を受けられたことが印象的でした。採用担当者と気兼ねなくお話ができて、とても良いイメージを持って入社することができました。
Q.保険の査定という専門知識が必要な仕事ですが、入社当初の研修はいかがでしたか。
会社の研修制度が整っていて、4月に入社して一人で業務を担当し始めたのは9月頃なので、しっかり準備することができました。社会人としてのマナー講習から始まり、その後は部署ごとに研修を受けます。保険や医療に関する知識を座学で一から学びますが、大学の講義みたいでした(笑)。研修中からとにかく上司や先輩が丁寧に指導してくださり、何でも質問しやすい雰囲気でした。その後も定期的な研修の機会が設けられているので、業務のレベルに応じてスキルアップしやすい環境だと感じます。
休日はプロバスケットボールチーム「長崎ヴェルカ」を全力で応援
Q.Uターンしてからの長崎での暮らしはいかがですか。
もともと長与町出身ということもあり、長崎市での一人暮らしは新鮮な気持ちです。そしてやっぱり坂が多い街だなと感じます(笑)。長崎は福岡と比べて時間の流れがゆっくり感じられ、落ち着いた生活ができます。高校時代はとにかく都会に出たい気持ちばかりで、長崎には何もない印象でしたが、社会人になって暮らすと魅力的なお店や場所がたくさんあることに気付きました。実家に帰省しやすく、地元の友人とも月に2、3回は会っています。
Q.休日はどのように過ごしていますか。
バスケットボールの試合観戦が趣味で、長崎のプロバスケットボールチーム「長崎ヴェルカ」を応援しています。シーズンチケットを購入し、ホーム戦はほぼ全て観戦。念願のB1リーグに昇格を果たした試合の後は、翌日仕事でしたが祝杯をあげました(笑)。2024年にオープン予定の長崎スタジアムシティの完成も楽しみで、近くを散歩しては工事の進捗を確認しています。2026年のBリーグのオールスターゲームが長崎スタジアムシティのアリーナで開催予定なので、必ず見に行きたいです。
Q.今後の仕事における目標を聞かせてください。
セクションリーダーになって、自分が査定するだけではなくメンバーの査定を承認する立場となりました。より専門的な知識を身につけながら、メンバーそれぞれが円滑に働ける環境を作っていきたいです。
Q.後輩へのエール
どんな会社を選べばいいのか分からない就活生もいるかと思いますが、興味のある仕事内容はもちろん、福利厚生に目を向けてみることもオススメします。社会人になると職場での時間も長くなるため、ワークライフバランスがきちんと保てる会社であれば充実度がより高くなります。ライフステージの変化までイメージしながら、社会人としての自分の将来像を考えてみましょう。
取材日/2023年11月27日 取材はソーシャルディスタンスに十分配慮した上で行ない、撮影時のみマスクを外しています