地元の長崎に貢献しながら周囲に恩返しする気持ちで企業の魅力を就活生に発信

地元の長崎に貢献しながら周囲に恩返しする気持ちで企業の魅力を就活生に発信

地元の長崎に貢献しながら周囲に恩返しする気持ちで企業の魅力を就活生に発信

シリーズ『長崎らしい職場で働く』を4カ月にわたってお届けします。
第2回は「株式会社十八親和銀行」で、採用選考に参加する就活生のサポートなどを担当する社員の方をご紹介します。
先輩の姿から自分自身が長崎でキラキラと輝く未来をイメージしてみませんか。

銀行業務を中心とした総合的なサービスを提供する十八親和銀行。地域に密着した金融機関として、さまざまな事業を展開しています。人事部に所属する井上さんは、主にリクルーターとして採用選考に参加する就活生のサポートを担当。就職活動の不安を解消したり、十八親和銀行の魅力を発信したり、学生と企業のつなぎ役として活躍しています。佐世保市出身で、地元の長崎に貢献したい気持ちを持ち続けてきた井上さん。現在の仕事内容や、県内企業に絞った就職活動、充実した職場環境、休日の過ごし方などについてお話を伺いました。

井上 紀香さん

株式会社十八親和銀行

井上 紀香さん

人事部
長崎県佐世保市出身 入社4年目

リクルーターとして就活生を総合的にサポート

Q.まずは井上さんの担当している仕事内容について教えてください。

私は採用担当のリクルーターとして、十八親和銀行への入行予定者、選考を受けている就活生をサポートする役割を担っています。具体的には、個々の学生の疑問を解消する情報提供や、自己分析・企業分析のアドバイス、十八親和銀行の魅力の発信などをしています。 この5月は採用選考の真っ最中なので、長崎市内や佐世保、福岡、関東・関西の選考会場に赴き、就活生と面接担当者のつなぎ役として動いています。緊張せずに自分らしく選考を受けられるよう、和やかな会話やコミュニケーションを心がけています。人事部に配属されたのは今年4月です。リクルーターの仕事は就職活動や金融業全般に関する幅広い知識が求められるので、これから自分なりに、知識を深めていきたいです。

Q.仕事をする上での難しさや楽しさ、やりがいはいかがですか。

現在は県内外の大学に通う15人ほどの就活生を担当していますが、就活生全体としては都会志向の学生が多い印象です。そうした方々に長崎で働くことの魅力をどのように伝えていくのか、自分なりに工夫することが難しくもあり、楽しい部分でもあります。私自身は、今までお世話になった家族や友人、周囲の人に恩返しがしたくて地元の長崎で働くことを選びました。学生の気持ちに寄り添いながら、十八親和銀行で働くことの意義をアピールしていきたいです。就活生から「人事部の方と話して好印象だったので入社を決意しました」という声を聞くとやりがいを感じます。

写真②

Q.入社当初は営業店で勤務していたそうですね。

最初の半年は窓口でお客さまの諸手続きに対応する業務を担当し、その後の約2年半は個人のお客さまの人生サポートを担当する部署に所属していました。こうした経験を通して、お客さまの生活をサポートする仕事内容にやりがいを強く感じ、また働く環境としても充実感がありました。私が感じている十八親和銀行の魅力を、これから就職する学生の皆さんにも伝えたいと考えて、部署や業務を希望できる「キャリアチャレンジ制度」を利用して人事部に異動しました。

金融業を通して生まれ育った長崎に貢献

Q.佐世保市出身の井上さんは、高校卒業後に地元大学へ進学されていますね。もともと長崎で働きたい気持ちがあったんですか。

そうですね。父が公務員で、生まれ育ったまちに貢献する仕事の面白さをよく話していました。その影響もあって、私も長崎に貢献できる仕事に就きたいと考えるようになり、長崎にフォーカスして勉強できる地元大学へ進学しました。ゼミのフィールドワークでは、まちおこしをテーマに活動。大学生活の4年間は、卒業してから生かせる知識や経験を蓄える期間だと思って積極的に動きました。そして愛着のある長崎で力になりたいという気持ちは、ずっと変わりませんでした。

Q.十八親和銀行に入行したきっかけについても教えてください。

地元や大手の就職サイトを参考にしながら企業研究を進め、県内企業に絞って就職先を探していました。長崎に貢献したい気持ちは強かったものの、最初はどのような業務を通してそれを実現するのか漠然としていました。そんな時期に十八親和銀行の会社説明会に参加。ビジネスマッチングや地域振興部の取り組みなど、地域貢献活動に積極的な姿勢が好印象でした。長崎に根づいた金融機関だからこそ見つけられる課題、そして解決できる提案があると考えて志望しました。

以前は銀行に対してなんとなく硬いイメージがありましたが、説明会や選考を通して人事の方々とお話する中で、思っていた以上に柔軟で人間味の感じられる企業だと思いました。また、私が就活生の時にサポートしてくださったリクルーターの方の人柄がとても魅力的で、就職活動の不安や仕事内容に対する疑問を丁寧に解消してくれたことも入行の決め手となりました。内定をいただいた後には先輩行員のお話を伺う座談会があり、より詳しい業務内容や福利厚生の制度について入社前に知ることができて心強かったです。

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Q.実際に入社して、職場環境や働きやすさはどのように感じていますか。

働きやすい制度や職場環境については、自信を持って充実していると答えられます。営業店時代には、3人のお子さんの子育てと仕事を両立させている女性管理職の方がいて、憧れの存在でした。同じ女性として活躍する上司がいることで安心感がありますし、私も長く働くことができればと、今後のライフプランを立てています。また店舗では月に一度、仕事やプライベートの悩みを支店長に相談できる「1on1ミーティング」があります。こうしたコミュニケーションの機会が豊富なこともあり、風通しのいい職場だと感じています。

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Webサイトに収まらない企業の魅力を就活生に伝える

Q.社会人になって一人暮らしを始めたそうですが、長崎市内での生活はいかがですか。

これまで実家では家族や愛犬が帰宅を待っていてくれましたが、今は誰もいないので少し寂しい気持ちがあります。一方で自分の自由な時間を楽しめるというのは大きな魅力だと感じます。家事も日々頑張っていて、料理も楽しんでいます。最近はよく散歩をしていて、西九州新幹線の開通に合わせて生まれ変わっている長崎駅の方まで足を伸ばすこともあります。大きく変化するまちでの暮らしは充実しています。

もともと食べるのが大好きで、休日はいろんなお店を巡っています。特にパン屋巡りが大好きで、長崎市内のお気に入りのお店を探しています。

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Q.仕事における今後の目標を聞かせてください。

銀行で働くことの楽しさとやりがいは本当にたくさんあって、なかなかWebサイトだけで紹介し切れない部分があります。そういった情報をより具体的に詳しく就活生に伝えて、今後も十八親和銀行の魅力を発信していきたいです。私自身、入社してから会社に対する愛着は増しました。今年の選考がひと段落ついた後は、入行前の学生を親身にサポートしていきたいです。

Q.後輩へのエール

就職活動で企業を調べる際、仕事内容や給与、福利厚生に注目しがちだと思いますが、一緒に働く人たちの人間性や会社の雰囲気にもぜひ目を向けてほしいです。仕事内容が満足いくものでも、環境が合わないと出社するのも楽しくなくなります。一緒に働くメンバーとの相性は、働く上で重要な要素だと思います。そして会社の雰囲気や働く人の人間性は、Webサイトだけでは分かりません。企業説明会やインターンシップに直接足を運び、積極的に先輩社員と関わりながら見極めてほしいです。

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取材日/2024年5月13日