みなさんこんにちは!まちブログのアウトドア担当の米重です。
今年の夏も非常に暑くて最近はエニタイムフィットネス行く以外で外に出る日は少なくなってしまいました(笑)
釣りに行ってもこの炎天下では暑くてセルフ焼肉になってやってられないですし・・・
だがしかぁし!!バイクなら!!
暑いよ。
すっごい暑い。
でも楽しいから乗るんです!走ってればあんまり暑くないですし!(当社比)
というわけで今回は最初の記事でお邪魔したRP-FREE・崎戸さんにおすすめされた大村湾1週ツーリングに行ってきたのでその模様をお伝えします!
今回のコース
今回はこのようなルートで回ることにしました!(正確には高速道路使ってないのですがGoogle MAPの仕様です)
ルートとしては長崎市内→ポコ トスカーナ→琵琶ノ首鼻→四本堂公園→西海橋→片島→千綿駅→長崎市内というルートです。
それでは早速行ってみましょう!
市内→琴海
長崎市内からの脱出が一番暑いんですよ・・・。信号多いしバスの排気は熱いわ臭いわで・・・でも時津のナフコあたりからは車も信号も減ってだいぶ楽になってきます!
そこから琴海方面へ向かっていき最初のローソンが見えたあたりで左の小道に入るとこの看板が現れます。
この通りに走っていくと最初の目的地”Poco Toscana”に到着します。
ここはNBCのPintにもお料理コーナーでご出演されてる福岡さんがご夫婦で経営されてるはちみつ農園で、土日にはカフェをされています。
実は私母親の関係で数年のお付き合いがあり、今回寄らせていただきました。
テント設営をお手伝いしてジュースをいただきました!4分の1くらいセリちゃんに持ってかれましたが(笑)
ほんとはここで早めのランチにしようと思っていたのですがこの日は予約分で終了( ;∀;)
お写真だけ撮らせていただきました!
この後福岡さんご自慢のツリーハウスを見学させていただき、さらに北へとバイクを走らせました。
琴海→西海橋
ポコトスカーナを出て海沿いをずっと行くと邦久庵という古民家があります。ここは建築家の池田武邦氏が終の住処として建てたものです。しかしここ見学には予約がいるんですね!知らなかったです。。
ここはゆったりとした時間が流れる景色のいい場所なので写真を撮るにはぴったりの場所です。
ここからバイオパークの裏を回っていく道路がつながっていて、漁村をつなぐ静かなコースになっています。
お昼ご飯は西海橋物産館のなかにある「どんぶり専門れすとらん」さんで天丼をいただきました!こちらなんとみそ汁と五島うどんが食べ放題!バイクで消費したカロリーをたっぷり補給しました!
ちなみにバイクは1時間でおよそ200kcal消費できるのでダイエットにもおすすめです。(まぁその分食べちゃうんですけど)
西海橋~片島
西海橋を渡って佐世保側に出てそこから川棚に向けて走っていきます。一般道で行くと針尾の入り江を右手に見ながらハウステンボスまでぐるっと回っていく形になります。本来であればこのまま片島まで行く予定だったのですが、ここで酒飲みとしては見逃せない看板が目に入ってきました。
「梅 ヶ 枝 酒 造」
私はそのまま引き込まれるように蔵に向かってハンドルを向けていきました。
佐世保市にあるこちらの梅ヶ枝酒造さんは1787年から日本酒や焼酎を作り続けている、長崎県内でも有数の酒蔵です。
実は酒蔵見学がいつでも可能であり、今回自分も蔵の中を見させていただきました。
8月現在は日本酒は製造されておらず、全ての設備が次のシーズンを待っているという状況でした。ただ、大量の焼酎の中に梅が沈められており、こちらは梅酒を造っているとのことでした。
また、梅ヶ枝酒造の梅酒は一度取り出した梅をすりつぶしてからお酒の中に戻して瓶詰めするそうで、とてもジューシーな飲み応えなのだとか!これを試飲できないのはバイクの唯一の欠点かもしれません( ;∀;)
こちらの絞り機は昭和10年から使われている槽絞り(ふねしぼり)を行うための設備です。現在でもこちらを使って日本酒を絞り出すそうで、梅ヶ枝酒造の日本酒がいかに貴重なものなのかが分かります。
また、梅ヶ枝酒造には海外からもYouTuberの方もカメラ片手に訪れたそうで、世界に日本酒が広まっていくのは誇らしいですね!ちなみに英語圏では”Sake”と呼ばれ、リキュールショップなどで取り扱われています。オーストラリアにはオーストラリアで作った日本酒もあるほど、ポピュラーなものになりつつあります。
片島・魚雷発射試験場跡
酒蔵を出てさらに東彼杵方面に走ると、その島へ続く道が現れます。その道を進み、一番突端まで行くとある廃墟があります。
戦前、日本海軍によって長崎に作られた極秘施設の1つ、片島魚雷発射試験場です。こちらの施設で最終検査を受けた魚雷は、佐世保鎮守府から次々に戦地へと送られていきました。
この堤防の先端にある施設から魚雷を発射し、試験を行っていたそうです。なぜ川棚がその場に選ばれたかというと、波もなく穏やかで海も広く、停泊する船舶が少なかったことが理由だそうです。
こちらの施設では空気や酸素を圧縮し、魚雷に充填する作業が行われていました。当時日本だけが実用化に成功した酸素を使って走る魚雷は航跡が見えず、当時としては別格の兵器だったそうです。
内部には木が生え、時の流れを感じさせます。
この施設跡と戦争の記憶がいつまでも忘れられませんように。
ここで記録は途絶えている・・・
何があったかというと、この後バケツをひっくり返したような雨と絶え間なく鳴り響く雷にやられてしまったのです。よってここで取材を中止し、身の安全を守るために千綿駅へと避難しました。
バイクに乗っているときにあ大雨にあったらもう隠れるしかありません。視界も悪く道路状況もよくないとなれば危険すぎますから。
この後雨が小康状態になったタイミングで大村に向かい、冷え切った体をサンスパおおむらの温泉で温めてからとぼとぼと長崎市内へと帰ってきました。
本当は千綿駅や東彼杵の道の駅などもっと紹介したい場所はあったのですが。。。
夏のツーリングは安全第一で!
今回は大村湾1週ツーリングの模様を書かせていただきました!大村湾の沿岸部だけでもこれだけの見所があるのです。また、車では窮屈で生きにくい場所にもバイクでなら難なく行くことができます!みなさんも免許を取ってバイクでお出かけしてみてはいかがでしょうか?
ただ、夏はゲリラ豪雨や暑さなど危険が多くあります。疲労は不注意を生み、事故を誘発します。なので適度に休憩を取り、安全第一で旅を楽しんでくださいね!
スペシャルサンクス
今回バイクツーリングの記事を書くという話をある友人にしたところ、twitterのアイコンにということでアイコンを描いていただきました!
ありがとうございました!