焼き物業界は製造業、卸業、販売業と大きく分けることができますが、現在では製造業が商品を企画し、販売する場合もあり、その役割はさまざまです。焼き物は生活必需品ではありますが、市場は他産地の商品や外国からの輸入品で溢れ、波佐見や三川内など長崎の産地が生き残っていくには消費者の心に響く商品の提案が必要です。多様化する消費者の好みや市場のニーズを敏感に読み取り、プラスアルファの価値を持った商品を生み出すなど、前例にとらわれないチャレンジ精神溢れる人材が求められます。
教えてくれた人
長崎県産業労働部食品産業・産地振興室 主任主事
大山 智子さん