1962年に伸和工業株式会社として創業し、今年で60周年を迎えました。気体や液体の流量を精密に制御する「流体制御技術」を中核に、半導体から次世代エネルギー、医療、航空・宇宙などさまざまな分野に携わっています。大村市の九州事業所では、半導体やディスプレイ製造で使用する精密空調装置の開発・生産・販売を行い、韓国、台湾、北米、上海に海外拠点を構え、グローバルに展開しています。
今年7月、同事業所の近接地に「西日本サービスセンター」を新設。半導体製造工場で稼働する製品の修理やメンテナンスを行っています。顧客開拓をする営業部、付加価値を付けた製品を設計する設計部、製品を組み立てる製造部など複数の部門があり、高い技術力とチームワークの良さが強みです。
社員の幸せ”を願う福利厚生
リラックススペースの整備をはじめ、若手を支援するライフサポート手当や社員食堂、社宅制度などの福利厚生が充実しています。社員の成長が会社の成長につながると考え、人材教育にも意欲的です。入社後の導入教育に加え、配属後のOJT研修や外部有識者による教育、資格取得時の受験料・交通費の補助など、成長を促す環境を整えています。
業務統括部 人事課
頭島 里穂さん
自然環境豊かで一次産業が盛んな島原市を拠点に、畜産に広く関わる事業を展開している食品メーカーです。えさや飼育方法からこだわった自社ブランド肉「雲仙しまばら鶏」「雲仙しまばら豚」「長崎じげもん豚」や、スーパーなどでおなじみの「島原工房」のソーセージやサラダチキンが主力商品です。県内を中心に関西、首都圏での販売も手掛けています。
原料肉の生産から加工、営業までをワンストップで手掛けているので、さまざまな職種があり、社員同士で日々刺激し合いながら仕事をしています。コロナ禍を経て、オンラインによる部署を横断したミーティングも積極的に実施。営業現場の声を反映させスピーディーな商品開発につなげたり、近年ではECサイトでの販売にも注力しています。
社員の健康を大切に
ここ数年は「健康経営」に取り組み、全従業員に対してインフルエンザの予防接種を実施(費用は会社が全額負担)したり、会社の健康診断後の再検査に対して一律の補助金を支給したり、従業員の健康づくりに力を入れています。今年は国が行っている「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2022」にも認定されました。
総務部社長室係長
川原 郁乃さん
金属の耐久性を向上させる国内でオンリーワンの技術を提供する金属表面改質処理メーカーです。アルミニウムやクロム、バナジウムなどを使用し、金属を硬くしたり、摩耗に強くしたり、熱に強くしたりする独自の「拡散滲透処理技術」を確立。長崎本社以外にも国内では兵庫、福島、海外ではイタリア、インドネシアにも工場があります。
1953年の創業時から培ってきた技術は、車のエンジン部品や自転車のチェーン部品など、身近なところでも広く活用。国内はもとより、世界各地の産業ニーズに対応した技術や製品に生かされ、「縁の下の力持ち」として多種多様な産業を支えています。AI・IoT導入による効率化も積極的に進めながら、時代の変化に対応した「創造への挑戦」を続けています。
プライベート時間も充実
直近の社員1人当たりの月平均残業時間は約2時間。プライベートの時間をしっかり確保できる労働環境が自慢です。定時に帰り資格取得に向けて勉強したり、バドミントンや草野球などスポーツで汗を流したりする社員も。休日はさまざまな職場の仲間同士で釣りやキャンプ、ツーリングなどを楽しむ社員も多く、部署を越えたコミュニケーションも活発な会社です。
本社事業部長
西 茂さん
マーケティングリサーチに基づいた企画立案や高付加価値な特殊印刷、空間を彩るサインディスプレーなど、最適な情報発信を可能にするメディア戦略をプロデュース。さまざまな最新技術・機器を駆使し、印刷、IT、マーケティング技術を融合することで、時代に即した顧客の販売促進活動をサポートしています。
変化の激しいデジタル社会に向けて、ウェブ構築や動画制作のほか、近年注目を集めているメタバースなどの最先端技術も積極的に活用。顧客にとって最も効果的なPR手法は何か-。常に模索しながら、未来を見据えた挑戦を続けています。企画から製作、その後のサポートまでを商品と捉え「いつの時代にもお客さまから必要とされる会社」を目指します。
資格取得など支援
インターネットを通じた安価な印刷サービスが広がる中、マーケティングに関する資格取得などを会社が支援。単なる価格競争ではなく、顧客の課題に対し最適な提案を行い、質の高い製品で効果を出せるよう、力を入れています。女性の育児休暇取得率も100%でほとんどの社員が復帰しています。社員旅行やボランティア活動などを通じ、明るい職場づくりを目指しています。
Biz Quest室 室長
永江 嘉國さん