産業機械やボイラー、タービンの設計をはじめ、次世代自動車の電子電装部品を軸とした新技術開発と品質向上を手掛けています。機械設計の分野で300人以上の従業員が在籍する会社は国内に少なく、構造設計会社のPAL構造などを含む不動技研グループ全体では500人以上に上ります。主な取引先には三菱重工業グループや日産自動車があります。ものづくりには、その基礎となる設計図作りが欠かせません。ドローンや3Dレーザースキャナーを駆使した計測もしています。近年はクリーンエネルギーの燃料電池の設計や、新型コロナウイルス関連で大学と連携して手指衛生の管理システム開発にも携わっています。「お客さま・社会に愛されるエンジニアリングパートナー」を掲げ、新たな挑戦を続けています。
年休数は県内最多規模
年間休日日数は計画年休を含め129日(本年度実績)を確保し、県内トップクラスです。住宅手当も最長5年間、家賃の半額(最大3万円)を支給し働きやすい環境を整えています。育児短時間勤務制度は子どもが小学校入学前まで使え、長崎労働局から子育て支援に積極的な「くるみん」認定企業に選ばれています。資格取得報奨金や隔年の社員旅行もあります。
採用担当者
馬場 暁さん
建物や製品の土台や骨組みを設計する構造設計は、地震や強風などの負荷に耐え、安全性能を高めるための専門性の高い仕事です。県内各地のビルやマンション、公共施設をはじめ、東京スカイツリー、六本木ヒルズ、火力発電所、球技場などの大型スクリーン、マレーシア国際空港など、PAL構造の技術は国内外で使用されています。2019年に不動技研工業と提携。日本最大規模の機械設計・構造設計の専門グループとなり、このコロナ禍において過去最高の収益を実現しました。減災・防災をキーワードに耐震補強のニーズが高まる今、構造設計の技術は社会の中で重要度を増しています。他の追随を許さない高度な技術力と専門性で、長崎から世界へ向けて果敢に挑戦し続けます。
女性技術者も数多く活躍
定着率向上のため、長崎にゆかりのある人材を積極的に採用しています。働きやすい職場づくりの実践企業認証制度「Nぴか」の取得や、「ながさき女性活躍推進会議」に参加するなど職場の環境整備に取り組み、女性技術者も数多く活躍しています。SDGsにも力を入れ、風力発電のための風況調査やシステム設計、余剰電力の活用、地域の清掃活動なども行っています。
取締役顧問(総務担当)
綾部 卓哉さん
1912年に農機具の鍛冶として創業した新田鉄工所は、金属精密加工のスペシャリストとして、100年以上の実績を誇ります。三菱重工業との取引も長く、船舶や自動車、発電所向けの金属部品を製造。近年では、高精度の加工技術を駆使し、市場の成長が著しい半導体や宇宙関連部品も受注。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した固体燃料ロケット「イプシロン」にも製品が使用されました。九州内でも保有数が少ない特殊工作機械を備え、多品種、少量生産から大量ロット品まで幅広く対応。複数の工程を1台でこなす機械導入など作業の自動・無人化を進めることで、業務負担の削減効果も。本社6工場は全て冷暖房を完備。室温を一定に保つことで、品質安定と社員の快適な職場環境にもつなげています。
若手社員の割合多く
平均年齢は30歳代と若手社員の割合が高いのが特徴です。年齢が近い先輩たちが多く、仕事面で気兼ねなく相談できる雰囲気もポイント。フォークリフトの操縦や玉掛けなど業務に必要な資格取得は会社が全額負担しています。本社近くに自由に使用できるトレーニングルームも整備する予定で、社員の体力づくりをサポートします。
専務取締役
松尾 章弘さん
クレーン車やショベルカーといった建設機械の売買、リース、修理・メンテナンスを主要に事業拡大を図りながら建設業を裏側から支えています。九州全域に18拠点、総売り上げ90億円、社員200人のトヨクニグループの中核企業です。機械を提供して終わるのではなく、アフターサービスで顧客の困り事をカバーする技術力が強みとなっています。社員の半数が修理・メンテナンス部門の技術職で、多数のメーカーの取り扱い実績と迅速な対応力が自慢。さらに、砕石工場や焼却炉といったプラント設備の製作・メンテナンス事業も展開し、企業競争力を高めています。
資格取得でキャリアアップ
玉掛け、クレーン、溶接、自動車整備士、危険物取扱者など、働きながらさまざまな資格取得にチャレンジでき、取得すると手当も付きます。会社敷地内に社員寮を完備。寮母さんがいるので暮らしのサポートも万全です。イベント表彰やグループ合同新年会のほか、数年に一度は合同旅行も実施。長崎市にあるトヨクニグループの迎賓館「迎仙閣」を保養所として利用もできます。
業務本部 係長
石尾 勇二さん